小山市を中心とした下都賀漁協管内思川の主な友釣場は、下流の石ノ上橋から上流大光寺橋の間約12ｋｍである。その上下流にも多少放流されるが、川の状況などからか最近はあまり力を入れていないように見受けられる。大光寺堰から上などは以前はいい釣場があったが、最近は川相も変わり釣人の姿が殆ど見られなくなった。また天然鮎の遡上も大光寺堰でストップしてしまう。
思川は底石が小さく、流れの変化も少ない穏やかな川で、ポイントもあまり多くはないがおおよそ下図の赤丸近辺にあると見ていいだろう。
天然遡上はあるが遡上期の水量に大きく影響される。コンスタントに水量のあった12年は遡上が多く6月末頃から好転したが、超渇水だった13年は全くだめだった。14年はダム湖産鮎の放流がよかったのか解禁当初からまずまずで、天然遡上もあり台風が来なければ9月いっぱいは釣れたと思われる。