11月11日
今年初めてのカジカ釣り。今年は9月の広域豪雨の影響か、カジカ釣りのいい情報はなく、出そびれていたが、カジカの骨酒飲みたさに、天気もいいので鬼怒川に出かけてみた。毎年釣人が見える小林地区へ行くと誰も居ない。
そこで更に下流の去年いくらか釣れた所へ行くが、そこも誰もいない。やっぱりなーと思うが、とりあえずやってみることに。丁度昼時なので昼食を済ませ、対岸の方が石がよさそうなので川を渡り釣り始める。5分ほど、カジカ特有のアタリで釣れてきたのは何と10㎝オーバーの良型だ。
何だ釣れるじゃんと思ったが、そう甘くはなかった。2時間半でやっと12匹、しかも釣れるのは限られた場所だ。これでは多くを望めなく、毎年100匹以上ストックするのだが、今年はもう諦めざるを得ないようだ。帰って早速カジカを焼いて骨酒に。やっぱり美味いのー。
今日の釣果、8～12㎝ カジカを入れ骨酒
11月12日
天気予報は晴れ。今日は午前から釣ってみようと勇んで出かける。ところが空は曇ったまま。10時半から始めるがアタリがない。やっと釣れたのは30分後、しかもチビだ。3匹目にやっといいサイズと思ったら、針を外した時に手から逃げられガックリ。
午前中はやっと4匹という貧果。昨日釣った影響が出たとすれば、如何に数が少ないということか。食事をし午後は広く探るが、さらに悪く3匹追加のみ。ちょっとした油断から竿を流してしまい2時終了だ。一昨日1,500円掛け簡単な竿を作ったばかり、もうトラブルは沢山だなー。
これで今年のカジカ釣りは終わりかなー。冬場のカジカの骨酒が飲めないとなると寂しい限りだ。
今日の釣果、8～11.5㎝
11月17日
やっぱりカジカの骨酒が飲みたいと、天気がいいので出かけた。新しい場所を探す余裕などなく、いや今年は何処も釣れないのだろうと、いつもの場所へ。釣人はいなく、いいのやら悪いのやら。10時半開始、5分後にコツコツという独特のアタリで10㎝が釣れてきた。
オー今日は調子がいいかと思ったがそうはいかなかった。昼までにやっと5匹、状況は前回と変わっていない。午後は雲が出てきてジャンバー羽織って頑張ったが、5匹追加の3時で諦めた。骨酒飲むのも楽じゃないのー。
今日の釣果、8～12㎝
11月28日
今月でカジカは禁漁となる。この時期、カジカがようやく岸に寄って来たとの情報もあり、今日は天気もいいしと今年最後の釣行と出かけた。鬼怒川のいつもの場所に行くと珍しく先客が2人いた。そこで2人の上流、瀬肩付近の岸寄りを探ることにする。
10時半開始するも今日も渋く、何と1匹目は20分後だ。しかしその周りで3匹追加しホッとする。そんな釣りが続き、3時半まで粘って17匹。これが今年最高なんだから釣れなかったなー。
車に戻ると先客1人も上がって来て、何匹位釣れたかと聞枯れる。10数匹おたくは、と聞き返すと2人で50匹位という。そりゃー凄いと言うと、先週は1人で50匹釣ったそうで、腕の差を感じガックリだ。
話しているとその御仁、不調の去年もかなり釣ったようで上手いのだろう。鮎釣りもするようで、話は鮎談義に発展。すると突然、カジカの骨酒飲むならこれ持って行きなと2人が釣ったカジカをよこした。
いやーいいですよと言ったが、どうせ誰かにやるのだし明日も釣に来るから、というので貰うことに。これは凄くありがたい事。何かお礼をと思ったが、餌代にと差し出したお金は受け取らないし、たまたま車にあったなにがしかの缶ビールを受け取ってもらった。
帰ってから頂いたカジカを数えたらなんと66匹もいた。貴重なカジカをこんなに沢山、改めて感謝だ。2人は人のよさそうな親子のような風がった、奇特な人がいるもんだと感じ入った。
今日の釣果、8～12㎝ 頂いたカジカ
