10月14日
そろそろカジカ釣りの時期、今日を逃すと暫く行く機会はないと出かける。鬼怒川はまだ水量が多いだろうからと思川上流の以前2度ほど行ったことがある場所へ行く。12時も近かったが、誰もいないので先ずは釣れるかどうか確認。型は小さいが30分で5匹釣れたので、弁当を食べて続ける。
少し下流のほうが石も大きく多いので釣れると思ったが、思うようには釣れないんだなー。餌はイクラで、容器に入れたイクラを、腰のベルトに付けた餌箱へ小出しに移していた。ところが何回目かの時ポケットに入れておいた容器がない！。探しても無駄だよなー、落としたんだ。マジックチャックが閉まってなかったんだろう。
致命的なトラブルだ。川虫を取ろうと石をひっくり返してみたが見当たらない。悪あがきはやめようと諦める。結局2時間ほど釣って19匹、型は小さかったがもう少し釣りたかったなー。帰って晩酌には早速カジカの骨酒、久し振りだ、美味いなー、これから骨酒用のカジカを沢山確保しなきゃー。
今日の釣果
11月12日
カジカを釣って骨酒用にストックしたいと思っても、行ける時は川の状況や天候が悪く、なかなか実現できなかった。今週も釣り日和が続いたが、ヤボ用があったりでやっと今日久し振りの釣行となった。それでも出かけるのが遅く、鬼怒川の釣り場に着いたのは12時前だ。
小春日和に誘われてか、平日というのになんと釣り人の多いことか。去年のポイントへ行くと釣り人は1人だけ。釣れないのかなーと見ていたら1匹釣りあげた。よし、やってみようといつもの単純さだ。とりあえず持参した弁当を食べてから始まる。
最初は2匹連続のバレ、小型なのかも知れない。徐々に釣れてきたが去年と比べ型はイマイチ。大きいのは釣られてしまったのだろうか。それでも3時半までに43匹と数はまずまずだろうか。先客の御仁は60匹くらい釣ったと見せてくれたが結構いいサイズが多かった。
釣り方は錘を付けた糸を垂らしての釣りで、その方が腰にもいいし、カジカの警戒感も少なくなると言う。なるほどと思うが、やっぱり政やんは穴に突っ込んだ方が効率的だと思う。ただ参考になったのは使っている針はヘラブナ用だそうで、返しがないからいいのだそうだ。
そういえば今日政やんが使用した針はあり合せのハゼ用の針。赤く塗ってあるから目立っていいかなとも思ったが、袋が狭く、針が太く、返しがあり、これらが今日10匹位バラシた原因と悟った。よし、明日はヘラブナ針でいこう。カジカ釣りも12月から禁漁。来週は釣行出きないので、明日しっかり頑張ろう。
今日の釣果、7〜12cm
11月13日
今日はしっかり釣ろうと早目に出発。土曜日だから釣り人も多いかと思ったが、昨日の場所には先客は1人だけ。数百ｍ上流には７、8人、この場所は人気がないのかも知れない。9時半開始、昨日釣った場所もとりあえず探ってみるが、やはりアタリは少なく、さっと流した程度で下流に行く。
すると結構いい型が釣れるのだが数は出ないんだなー。今日は昨日の倍、あわよくば100匹と、これまでの最高を狙ってきたのだが、12時までにやっと25匹という惨めさだった。車に戻って昼食とするが、川も見えず1人もくもくと食べるのも侘しいなー。
30分ほど休んで午後の部開始。午前の場所より更に下流に行ってみるが10数匹釣るともう探る場所がない。そこで今度は車の近くまで釣り上がることにする。しかしそれはもう諦めの境地で、やはりぽっつりぽっつり掛かる程度だ。そして今日の１大トラブルがやってきたのだ。
それは大石の間を探った時、コツコツというアタリで竿を上げてみると大型のカジカが釣れてきた。ところが目の前でポチャリ、がっかりし再度同じ場所を探るとまたしても大型のカジカ、そしてまたしても目の前でポチャリ。今日は昨日の経験を踏まえヘラブナ針に変え、これまでにバレは２匹だったのに何でーと思う。
そこで針先を点検するとやはり鈍っていたので針を交換する。これでバレは止まったが、原因は針のサイズにもあったかも知れない。５号の針は口の大きな大型のカジカには少々小さかった事も考えられる。たかがカジカ釣り、されどカジカ釣りで、何釣りでも奥は深いもんですなー。
２時半も過ぎアタリの少なさと腰の疲れで、もうやめようかと思いつつ、これまでダメだろうと探ったことのない車の正面辺りに竿を入れ手見る。すると2匹連続、おーいるじゃん、とそれから今日一番のアタリが始まった。何しろ針を飲まれて針はずしを使ったなんて過去にあっただろうか、それも3回。そこのカジカはよっぽど警戒心がなかったのだろうか。
それともうひとつ分かったのは、誘いの釣りの有効さだ。竿を動かした時に掛かったことは経験済みで、誘い釣りをたまにはやっていたがあまり効果はなかった。しかしここではそれが大きな威力を発揮したのだ。誘い釣りの効果はスレていないカジカほど大きいと悟ったのである。
結局今日も３時半まで粘って61匹、目標には遠く及ばなかったが、終盤の追い上げには満足。来月から禁漁となるカジカ釣り、まだまだストックを増やしたいが来週は事情があり釣行出きない。その後の残された僅かな日々、天候に恵まれれば出かけたいのー。
今日の釣果、8〜13ｃｍ
11月26日
久し振りというか、やっと釣りに行ける状況になり、今日は小春日和というので飛んで行った。と言っても朝寝坊し鬼怒川のいつもの場所に着いたのは10時を大分回っていた。カジカ釣りも12月から禁漁、骨酒用のカジカ確保を狙っての釣行だが、もう釣られちゃったんだろうなーと期待はできない。
案の定、なかなかアタリがないのだ。先客の二人はご夫婦のようだが、やっぱりあまり釣れないという。12時までに13匹、午後も3時半まで粘ってトータル24匹と残念な結果だった。でも今日は何故かバレが多く、また自家製イクラの餌持ちが悪く課題を残したなー。
今日の釣果、8〜12cm
11月27日
今日も天気がいいというので骨酒の材料確保のため出かけた。昨日より早い9時半に到着、先客は1人だけ。針と餌も昨日とは変えて、気合を入れて始まった。しかし、やはりアタリは少ない。11時過ぎまでに12匹釣ったところで陸に上がって小便、再度開始しようと思ってビクの中を見ると、何と4匹しかいない！。
穴が開いているのかと点検するが見つからない。小便の時、何かあったのかとそのまま続ける。1匹釣って5匹いることを確認、暫くしてビクの中を覗いてみると、何と3匹しかいない！。やっぱり穴が開いているのかと車に戻り眼鏡をかけて点検するが見当たらず、おーミステリーだとビクの使用をやめることにする。
ついでに早目の食事をし再開。やっぱりアタリは少ないが、少しでも数を稼ごうと穴を探して探り続ける。1時頃やってきた地元の人、まだいるはずと近くで始める。人のよさそうな方で、いろんな話をしながら釣ったが、情報交換にもなったなー。しかし天気予報は外れ、曇ってきて次第に寒くなり、寒冷ジンマシンが出始める。
こうなるともうギブアップ。2時半に上がると地元の御仁も、あまり釣れないので持って帰ってもしょうがないからと10匹あまり釣ったカジカを提供してくれた。ビクから逃げられ、晩酌用のカジカを失ったと話したので、哀れみを持ったのだろうか。ありがたく頂いてきたが、仲良く釣りをするとこういうこともあるんですなー。
いただいた分と合わせ33匹いたよ。
帰りがけに小林橋から様子を見たら、上流の瀬に14名、下流にも結構いたなー。ここはいつも盛況だから釣れているのかなーなんて思うけど、一方でカジカも無尽蔵にいるわけないしと思うと参加する気にはなれないんだなー。帰ってからビクをよくよく点検したら、やっぱり網の一部が切れていた。そりゃそーだろうねー。
小林橋の上流 今日の釣果、7.5〜12cm
いただいた分も含む
