請戸川の鮭釣りは今年で4年目だ。去年と同じように甥と二人での釣行。実家を6時に出て請戸川へ着くと既に今日のメンバーは殆ど到着しているようだ。受付を済ませ注意事項など説明を受け7時開始。昨日下見をして入る場所を決めていたが、そこに陣取る。1昨日は1人3匹平均で、昨日もよくないという状況だったが、今日はどうなるだろうか。
開始１、2時間がもっとも釣れる時間帯なのだが掛からない。ルアーは去年の当りルアー、隣の人は既に4匹釣上げ甥も1匹釣り、焦りが出てくる。隣人のルアーを見るとピンクとシルバー、そこで同系統のルアーに交換。すると2投目で待望のアタリがあり70cmクラスとのやりとりを楽しむ。対応の遅さを反省。
そして間もなく、ルアーを投入しリールを巻き始めた瞬間に強いアタリ、溜める間もなくルアーを持って行かれた。一体何者だったんだろう。それよりも何よりも同系統のルアーは他に持ち合わせていないのだ。やむを得ずブルーとシルバー系のルアーを付ける。それで9時までに何とか2匹を追加し一息つく。
その後暫くして掛かったのはスレ掛かりだ。背中にがっちり食い込んだ針は外れず、鮭はフルパワーで逃げまくる。下流の人がタモを持って助っ人にきたが、岸に寄っては沖へ走るの繰り返しで手ごわい。やっとタモに収まったのはの幅広の雌だった。取り込みに何分かかっただろうか、心配していた右手の指の怪我（突き指）のことなどすっかり忘れていたが、ちょっと負荷がかかったようだ。
そこで一休み、腕が結構疲れるものだ。この時間帯になると周りの竿もあまり曲がらなくなる。そんな中、再開後間もなく掛かるが又してもスレ掛かり、尾の方に引っかかったのでさほどの抵抗もなく釣り上げる。その後はアタリなく11時半早めの昼食とする。何人かはもう釣れないと諦めたか引き上げていった。
午後再開するが、ここからトラブルの連続となる。先ず最初に掛かったのは、引き寄せる途中に姿も見せずにルアーを持っていった。今日2回目なのでリールのドラッグを緩める。去年の当りルアーに代え暫くして掛かったのは、かなりの抵抗でなかなか寄って来ない。またスレかと思ったが、やっと寄ってきたのはルアーを銜えていた。やったーと思った瞬間、急に走り出した敵は又してもルアーを持っていったしまった。もうガックリだ。
ドラッグは緩めたのに何でー、と思いながら残り少ない中から金とシルバーのルアーを付けて続行。そして1時半、これが最後の1匹かと思うアタリ。敵の走り具合からスレっぽいなーと思いながらリールを巻き上げていたが、痛めた指をかばっての竿操作がまずかったのだろうか、今日4度目の糸切れである。
これで戦意喪失、いや、右手の疲れは相当なもので、2時までの予定時間を前に引き上げた。結局釣果は65〜74cmを5匹で（2匹はスレ掛かり）、4回の糸切れが残念であった。甥は6匹（2匹はスレ掛かり）で、あと1匹釣りたいと粘ったが時間切れ。今回の糸切れの原因はいくつか考えられ、次回は万全の対策で臨もう。
朝のミーティング すぐ下流は海だ 今日の釣果、65〜74cm
