かじか釣り(20年)

11月5日
 先月Eさnからかじか釣れてるよーとのメールが入り、釣行の機会を窺っていた。そして今日、晴れで20度を越す気温になるという絶好の釣り日和を向かえ、Yちゃんを誘って出かけた。Eさんのいう場所への道を探して右往左往、やっと見つけてやれやれだ。

しかし両側の葦やら何やらをかきわけて進む場所もあり車の傷が気になる。そんなことでポイントはもっと先のようであるが、もうこの辺でいいやと車を止める。そこには先行者が5人ほどいたので、かじかもいるだろうとの判断だ。早速仕度をしイクラ餌で釣り始める。

入ったところは流がゆるく大石ごろごろでいかにも釣れそうだ。しかし石の周りにはふわふわした腐れ藻が纏わり付いていて、こんな状態のとこれで釣れるのかと思ったがポツリポツリと掛かる。でも50分でやっと6匹、もっと釣れるところは無いかと対岸に行くが石の状態がよくない。下流の瀬頭でやっと1匹追加したのみで12時、なんと1時間半で7匹だ。

場所移動の誘惑に駆られるが、面倒なので先ずは日向ぼっこをしながら昼食をし12時50分再開だ。最初に入った場所の周辺を探ってみると前よりテンポよく掛かる。10匹ほど釣り気をよくした時である。足を滑らせ必死に体勢を立てなをそうとするが、無残にも前のめりでボッチャン。立ち上がろうとしたら又してもボッチャン。

何と格好の悪いこと、なんて気にする余裕もあらばこそ、ウエーダーから入った水が腹から右足にかけて体を冷やしてくれる。急いで車に戻りウエーダーとトレパンとシャツを脱ぐ。しかし着替えはない、どうするか。やっと調子がでてきたのだ、ここは意地でも続けざるを得ない。

ウエーダーの中の水分をタオルでふき取り、パンツいっちょうで履くことにする。シャツは着ない訳にはいかないので、テイッシュペーパーで水分を吸い取り着ることにした。根性の再開である。釣れるのは水深50〜60cm、肌にへばりついたウエーダーを通して水の冷たさが伝わる。

それでも調子よく掛かるので、ここは我慢と粘る。しかしその頑張りも1時間くらいであったろうか、急に冷たい風が吹き始め、アタリがちょっと遠のいた2時半、寒さでついにギブアップであった。結局釣果は32匹、よく頑張ったものである。帰りはパンツいっちょうで運転という初めての経験、でも外からは見えないし暖房入れれば問題なしだー。

帰って早速作ったかじか酒、久し振りにいただいたが香ばしく美味いねー。でも今日の釣果ではあっという間に底をつきそう、もう1回は釣行したいなー。

  
      鬼怒川上流     今日の釣果、最大12p
                   
11月13日
 久し振りのお天気で小春日和になるという。今日を置いては最釣行のチャンスは無いだろうと出かけることに。しかしやぼ用が入りやきもき、出発は11時過ぎてしまう。妻の作ってくれたおにぎりをほおばりながら車を走らせ、鬼怒川の全回路仝場所に着いたのは12時30分だ。

もう少し上流に行ってみたかったのだが、時間も少ないので前回午後に実績のあったところと決めたのだ。12時40分開始、川に入ろうとしたら岸際ギリギリに穴があったので入れてみたら何と掛かってきた。オー今日は釣れるぞーと希望が沸く。しかし次はなかなか掛からない。下から来た人に聞くと、先週は50匹釣ったが今日は20位だという。

どうやら下の方はあまりよくないようだと周りを探ることにする。するとポツポツ釣れ出し、これなら前回と同じ位は釣れそうだと思う。ところがその後同じ穴で2匹、3匹という釣れかたが多くなり、前回の32匹を越したのは以外や以外開始2時間後であった。そして更にピッチが上がるが、3時を過ぎてくると少しづつ寒さを感じるようになり4時10分ついに終了、73匹という思ってもいなかった釣果となったのである。

前回川で会った人は昼間の方が釣れるといっていたが、今日の釣れ方はいったいどういうことか。かじかは夜行性と聞いたことがあるがそのせいなのだろうか、いずれにしても初めての経験だ。そしてこんな経験もした。1つの穴で10秒位待って竿を引く時に飛びついてくるかじかが結構いたので誘いを掛けることにした。その効果があったかどうかは明らかではないが、釣れたのは確かである。まーそんなことで今年の冬もかじか酒を十分楽しむことだできそうである。


 
 今日の釣果、最大11.5cm

11月22日
 天気がよさそうなので今年3度目の釣行。カジカ酒が美味しくて、このところの晩酌はカジカ酒で楽しんでいる。ところがサイズが小さいと1回に2〜3匹使ってしまうので、もう少しストックがほしいと欲張ってしまったのだ。今日も前回と同じ場所に行くと先客が4人、土曜日にしては少ないと思う。

10時40分にスタート、すぐに1匹釣るが思ったより数が伸びない。12時時近く下からあがってきた人がポイントを教えてくれる、親切な人だ。結局12時までに13匹。風が冷たく体も冷えたので車に入り暖房を目いっぱいかけて昼食。何とか体も元に戻ったので再開する。

前回は午後からやって釣れたので今日も午後に期待。しかし出だし思ったほどではなく、先ほど教えてもらったポイントへ行くと少し調子が上がる。ところが釣り落しが頻発、どうやら針先が鈍ったようで交換し解消。針は魚との接点、カジカ釣りとてバカにしてはならないと痛感。3時20分手持ちのイクラ餌がなくなる。車に戻ればあるのだが、結構釣れたのでもういいやと終了。結局午後は40匹で計53匹の釣果、型も不思議とこれ迄で一番よかったようだ。

 
 今日の釣果、最大11.5cm