6月29日
福島の実家に来たついでに近くの高瀬川で竿を出した。ここ数年芳しくなかったが、今年は天然遡上が多いと聞いていた。25日の解禁日には鷹巣橋のオトリ屋前で47匹の人がいたと聞き、欲張って50匹目標に出かけた。この日は9時から雨でまとまって降るという予報、明日は川が濁るかも知れないという危惧で敢て釣行、しかも本降りになる前にと早目に出かけた。
朝6時半、鷹巣橋に着くと解禁後最初の日曜日というのに釣り人は4人、やはり天気せいだろうか。しばらく見ていたが釣れる様子はない。まだ早いからだろうと仕度をし、瀬にいた2人の下流で7時開始。しかし期待に反して掛からない。こんなはずでは・・・と釣り下がり瀬尻近くでやっとアタリがあったがバレてしまう。
しかしすぐに最初の1匹をきっかけに30分で5匹、いよいよ暴釣モード入りかと思った途端パッタリ。押しても引いてもダメなのである。3人ほど入ってきて満員御礼となった瀬もすぐ最初の2人に戻る。空いたところに入りダメだったら場所移動しようと決意。ところがそこで5匹追加、そしてまたパッタリで移動の虫が頭をもたげる。
我慢の限界に近づいたところでまた掛りだす。とにかくポッツリ、ポッツリが無い珍しい展開で、結局午前にやっと16匹なのだ。8時頃から降り始めた雨は、一時止むかとも思われたが儚い期待であった。長時間の釣りで腰が疲れ車で1時間ほど休憩後再開する。
空いている瀬の中央で再開すると3匹の入れ掛り、また午前の再現かと思ったがその後ポッツリポッツリ、これが今度は引き際を悪くする。雨の方も少し強くなり引き際かと思うと弱まるの繰り返しで、結局4時まで粘ってしまった。その割には28匹と期待外れで型もイマイチであった。しかし最初に釣った鮎をオトリにしようとした時、漂ってきたスイカの香りの何と強かったことか、それは強い印象として残ったのであった。
今日の釣果、14～19cm
8月11日
一昨日東北遠征の帰りに福島の実家に寄る。途中真野川、新田川、高瀬川を覗いてみるが何処も渇水状態。真野川は釣りにならない。新田川ではぽつぽつと釣り人を見かけたが、細い流れで釣果は望めない。そんな中高瀬川はまだましな方で、ぽつぽつ釣れるところもあるようだ。
昨日は老母を連れて食事に行ったり、知人宅を訪問したりと孝行をしたので、今日は高瀬川釣行だ。渇水だし月曜日なので釣り人も少ないだろうと思っていたが、もうお盆休みに入った人も多いのだろうか、鷹の巣橋の下流には5人ほど入っていた。橋の側にはオトリ屋があり、そこで仕度をしながら見ていたら2人が竿を曲げた。釣れないことはないようだ。
そこへYちゃんがやって来た。やはり実家に来ていて示し合わせたのである。それではやるかーと、政やんは瀬にYちゃん下流のトロに行く。瀬は4人も入ればいっぱいの状況だが、幸い2人なのであちこちと探るが昼までに7匹がやっとYちゃんもあまりよくなかったようだ。
午後も同じ瀬を行ったり来たり、何しろ瀬の下は政やんの嫌いなトロッパで、3人いるがあまり釣れていないようだし、昨晩腰のクキッという痛みが再発し、大きく動くのは避けたいので楽な釣りをしているのだ。釣れないとYちゃんも政やんの上に来て、間もなく掛けて抜こうとして頭上の電線に竿をぶつけるが無事背掛かりをゲット。しかしその後あまり釣れなかったようで3時に帰って行った。
その後ポツポツ掛かり一時入れ掛かりもあって4時半までやってしまい21匹をゲットした。型は16.5から21cmとばらつくが18cmが平均か。
オトリ屋の下流 同上流の鷹の巣橋 今日の釣果15～21cm
8月12日
やることもないので今日も高瀬川、場所も同じ鷹の巣橋下の瀬だ。川に着くと釣り人二人と少なく、水は更に減っている。しかし人が少ない分静かにやれば少しは楽しめるだろうと9時半開始。オトリは昨日釣った野鮎で泳ぎはいい。しかし20分位でやっと1匹、その後は全く反応なく土手に上がり小休止、オトリ屋の主人に1匹だよーとこぼすと
、笹の上をやったかと言われる。そこはこちらも承知で釣った鮎を持って行ったが上に泳がず諦めたところだ。
気をとり直して再開し、瀬尻に行きやっと2匹追加、しかし続かず釣り上がる。この時上に1人入り、2人で瀬を分けることになる。昨日釣れたポイントを狙ってもなかなか掛からない。少しづつポイントをずらし何とか昨日と同じ7匹で午前の部終了。ここは土手にオトリ屋があり、川を見渡せるところにテーブルと丸太の椅子があり食事をするには最高の場所なのだ。
午後は例によって1時開始。毎日攻められているこんな水の細った瀬に鮎はいるのかなと思いながらも、丹念に探るとポツポツと掛かるのである。そんな中でも一番強い流れに元気なオトリを止めた時掛かった鮎は22㎝もあったのだ。4時までに16～22㎝を18匹釣って終了。
あがるとオトリ屋の主人が、3本位釣ったかという。うん？というと、午後も1本釣るのを見たから3本は釣っただろうという。ちょっと拍子抜けしたが、17匹、昨日より少なかったというと、それは釣り過ぎだーだと。しかし鮎はいる、土手の上からでもそれを確認できる。水が増えた時もう一度来てみたいものだと思った。
今日の釣果、15,5～22cm
9月24日
用事があって福島の実家に行って3日目、昼過ぎにようやく開放されて、気になる高瀬川に向かう。距離的にはいくらもない友釣り専用区を見て回ると結構釣り人がいるものだ。オトリ屋で情報を聞くとすぐ近くの橋の上流がいいだろうという。幸いそこには誰もいないので、入川しようと仕度を始めたらウエーだーの左足底のフェルトが剥がれてなくなっているのに気が付く。何たることだ、前回釣行時に剥がれたのだろうが、気が付かないほど足の感覚も鈍ってしまったのかとガックリだ。
今回は予備を持ってきていないのでそれを履くしかない。開始は2時半、瀬の開きから。間もなく掛かったのは12cmのチビ。でも天然遡上鮎の泳ぎはよく、すぐに15cmを連れてきた。その後4匹追加するも小型ばかり、アタリも止まったので瀬頭に移動する。
すると18cmクラスが掛かる。ところが風が強く、引きが強いと取り込みが大変だ。4匹掛けるも2匹はばらしてしまう。結局2時間で12～18cmを8匹ゲットした。今日の目的の1つは、明日釣行する新田川用のオトリ確保だが、これは何とか達成できた。新田川のオトリ販売は既に終了しているのだが、いい型の鮎が釣れると言う弟と一緒の釣行予定なのだ。
