宮川観察

６月６日
　今日は釣はしないのでゆっくり起き、コインランドリーのある場所を教えてもらい生まれて初めての経験をする。まず使い方を調べてと思ったが、説明書きを読むのも面倒なので側にいたお姉さんにきくと親切に教えてくれた。とりあえず3日分の下着と釣用のタイツ、シャツ、靴下と洗剤を入れ、300円を投入する。洗い終わったら今度は乾燥機、こちらは100円便利なもんだね。
今晩から三日間は車中泊と決めたので、持参の保存食だけでは可哀想と思いスーパーで食料品を仕入れる。ここでも生まれて初めてカートを押しての買い物をするが、これがまた楽しいものだと知った。今晩はこれにしようか、明日はあれにしようか、これは半額か、この２０％引きもいいな、これも旨そうだ、なんて思いながら行ったり来たり、結局11品〆て3100円也。中にチョッピリりっちに900円のウニが、これはなかなかの味で二晩味わった。
　宮川着は12時、橋の上から川を覗きながら上流に行くと釣人はチラホラ見え一安心。鮎も小粒ながら見えるが殆どが群れ鮎だ。2箇所ほど候補地を決め、さらに行くと道路に沿って川が丸見えのところがあり、入川もし易く変化のある人気ポイントらしく釣人も多くいたので、ここで昼食をしながら観察することにした。
1時間ほど見ていたが、釣人11人で釣ったのは二人1匹づつであった。見落としがあったかも知れないが、あまり期待は持てない。その後木陰に車を止め遅れている鮎日記を少し書いてから昨日高くて泊まらなかった温泉宿「フｫレストピア」に行き600円で温泉に入り、駐車場で車中泊をした。この温泉は露天風呂もありなかなかいいところだ。
　

６月７日
　朝起きて昨日書いた鮎日記を送りホームページの更新をする。その後針を巻き（やっぱり準備してくるべきだと思った）川を見ながら上流へと行く。昨日決めた候補地周辺にも既に入川者がいる。公衆便所で用を済ますと監視員に会ったので3,600円也の日券を買い（高いよねー、これで釣れなかったら大損だ）情報を聞き出す。その後オトリ屋に行き氷とオトリを入手し状況を聞く。両者の情報から結局候補地ではなく昨日観察した地点の少し上流の通称荒瀬という所に行き様子を見ていると、平トロの大石の側で大きい鮎が跳ねたのでここに入ると決める単純さ、しかし荒瀬はなく渇水のためかチャラ瀬になっていた。。ここには入川道があり車が2台止めてあった。釣人は上にいると思っていたが、仕度をし下りていくと大石の上手に一人いた。
その上の瀬の絞り込まれた落ち込みをやってみたかったが、遠慮し下の平トロから9時20分スタート。一見よさそうで対岸や上流に泳がせるがアタリなく10時を過ぎ焦りがでる。上の人は落ち込みを攻める様子がないので、移動しオトリを手前から送りだすと途中で掛ってしまいラッキー。それをオトリに落ち込みに入れると3匹入れ掛り、小場所なのでもういないかと思ったが4匹目、これで四まいかと思ったら5匹目がきた。下になった人も1匹掛けたが移動してしまった。今度はその人のいた平瀬で泳がすと今日最大の19.5cmがきた。結局12時までに10匹を釣り余裕がでる。車に戻ると2台の車はいなくなっていた。クーラーボックスとコンロを持って川原に下り、得意の納豆たまごのスクランブルを作り昼食をとる。天気もいいし二桁になったしビールもあり好物のツマミもできたし、なんとも楽しい一時だった。
　ゆっくりしたので午後の開始は1時20分、念のため絞り込みを攻めてみるが音沙汰無し。平瀬でねばり8匹追加、小さいと聞いていたがそれほどではなかった。アタリが止まったので上のチャラ瀬でやってみる。ここは青ノロが付いていたので敬遠した所で釣り人も何人か入ったが移動した。鮎はいるが群れた遊び鮎だ1匹掛けたが今日1番のチビ鮎、結局19匹釣り5時終了とした。今日の宿泊も昨日と同じ場所で同じパターンだ。