駐車場を7時に出て途中ホームページの更新をし（まだまだ遅れているのだが）古座川へと向かう。日置川の惨敗、そして去年の10月以来出水がなくどの川も不調という情報なので、いかに竿を出すことに意義ありと思ってはいてもこう釣れなくては投資効率、精神衛生の面からも考えてしまう。とりあえず古座川を見てまっすぐ帰るかどうか決めようと思う。
古座川上流の三尾橋に9時前に着く。上流に美女湯があるというので見に行くが宿泊はないそうで利用はできない。
とりあえず下流まで様子を見ることにし橋から覗きながら下って行く。川はこれまでで一番小さく、小石底の中に岩盤や玉石が入っているポイントがある。鮎は見えるが小さく数も多くないし透明度も思ったほどではない。そして釣人がいない。上流から下流まで見たのは二人だけで日置川の悪夢を連想する。橋から覗いていると地元の人がきて、ここには解禁日10数人入ったがたまにしか釣れていなかったという。政やｎとしてはこの後宮川、櫛田川、そして最後は漁協の情報で期待の大内山川の解禁（9日）に竿を出し締めくくろうと思っていたのだが、日置川の再来は避けたいのだ。
漁協に電話をして聞くと、解禁日は釣れた人と釣れない人の両極端で釣れた人は40匹位という。ようは殆どの人は釣れなくて中に沢山釣った人がいたということのようだ。やはり見ず不足が原因のようだ。宮川漁協に電話すると、何とも歯切れの悪い応対だったが、解禁には10匹平均という。さてどうするかと迷ったが初めての川を目の前に竿を出さない手はあるまいと日券とオトリを購入し漁協から聞いた場所（一人釣り人がいた所）に行く。早目の昼食を取っていると釣り人が上がってきたので、様子を聞くと5匹釣ったというので望みがでてくる。
12時に入川、瀬尻を泳がすと5分後に17cm、それをオトリに送り出すと途中でキラリ、ヤッターと思ったが反応なし、引き寄せると0.8にハリスが切られていた、ショック。その後はチビ鮎ばかりだったが1時間で5匹、その時漁の人が親切にも様子を見にきてくれ、橋上のチャラ瀬でこまいが40匹釣れたと教えてくれたので移動し、30mくらいのところを下から上に2回泳がせたがアタリなく、前の場所に戻ってもダメ、結局3時まで2時間釣れず精神安定剤が必要になってきた。
そこを諦め三尾橋の上流で目に付けておいた場所に移動、岩盤のトロ場だがオトリ泳がず、しかし日置川から持ってきたオトリいが活躍した。あてにしていなかったが使ってみるとソロりソロリとではあるが沖にでてゆき16cmを釣れてきたその後入れ掛りもあり最後は2匹連続バラシと幕切れは悪かったが5時半までに16〜20cmを8匹ゲットし13匹となったのでまた帰るかどうか悩ましくなる。明日大内山川と宮川、櫛田川を見て決めることにし、古座町のスーパー駐車場で車中泊をした。