朝風呂に入り朝食を取り爽快な気分で今日は大丈夫だろうと昨日オトリ缶を沈めておいた沢水の池に行くとアッと驚くトラブルの政、信じられない大失態だ。もう書きたくない。一昨日から３度目の失態にトラブルの政返上を誓う。でも鮎でよかった交通事故など起こさないようにと思う。気を取り直し、米代川を諦め阿仁川に行く。上流の方が型がいいというので阿仁前田に行きオトリと日釣券を買い状況を聞く。やはり型、数共去年より悪く、今釣れる大きいサイズが去年の小さいサイズだったそうだ。しかし鮎は殆ど遡上ものというので引きに期待する。
やはたばしから覗くと多くはないが鮎が見える、上流には護岸された所に駐車場があり3台程駐車している。ここは入り易く場荒れしていると思ったが、流れに変化があり、何より川の側まで車で入れるのが気に入った。11時に先行者を避け瀬の中程で始めるとすぐに18ｃｍがきた。続いて同サイズ、しかしその後瀬尻まで下がるがダメ。上流の分流の狭い瀬をやるが根掛りで−１匹のみ、ここは栃木の5人組の一人が釣ったあとだった。
12時に戻り昼食後1時過ぎに再開、中州に渡りトロ瀬で泳がせるとすぐに掛りここで3匹掛けた後対岸に行き瀬の棚で5匹入れ掛りとなる。釣り下るが流れの強い瀬はダメで瀬脇かよれで掛る。4時に喉が乾き水分補給に戻ったついでに車の前に入り2匹釣るがその後1時間釣れなく終了とする。この1時間の間に引抜寸前でのバレ、針抜け、そして何故か気付かない逆さバリはずれが3回あったのだ、結局釣果は17匹、心配した台風の影響もなかった。今日の宿は来る途中に見つけたあゆっこ温泉。

　朝起きると曇り空だが雨や風はない、台風の速度が予想外に遅いためだろう。今日中には影響がでるだろうが、いけるところまでいけと冷凍鮎は預け、活かしておいた鮎だけ持って（今回は成功した）でかけた。場所は昨日より下の桂瀬橋の下流で車で川原に入れ流れに変化も有り、昨日宿に行く途中見つけた所だ。
行くと既に二人が竿を出している。車は又しても栃木ナンバー。車の前はなかなかいい瀬で、一人竿を出していたので聞くとまだ1匹のみと言う。昨日の経験からこの瀬はよくないだろうと判断し瀬頭のトロ瀬で8時半に竿を出す。暫くしても掛らず、中州に渡り上に行き分流の浅瀬でやる。ここでもしばらく掛らずオトリを交換すると元気に出て行きすぐに掛るがバレ、しかしまたすぐに掛り4連荘、やはりオトリである。ここは10匹程で釣れなくなったので反対側の本流のトロ瀬に移る。立て竿の泳がせで岸際の流れの芯近くでポツリポツリと掛り釣り下ると突然入れ掛りとなった。沖に行く途中でも掛るのだ。二人組も下の瀬ではよくなかったのか政やんの下流に来ていた。１２時になり昼食に戻ったが22匹であった。
　午後は1時過ぎに開始、カッパを持って行く。午前の場所は二人組の一人が入っているのでその下に入り釣り下る。ペースはぐっと落ちるが上の人よりはいい。3時頃雨がパラツキ出す。10匹釣ったところで、分流の浅瀬はどうなっているか竿を出してみる。まもなく1匹が掛り続いて掛ったところで雨が強くなったので3時半に引き上げた。結局34匹だが遡上鮎の引きは強くまずまず堪能できた。今日の宿もあゆっこ温泉、少しケチって素泊まりにした。