3連休を利用し（政やんは関係ないが）現役の釣り友M氏と東北遠征に出かける。朝4時に出て真室川に9時に着く。初日は真室川、２、３日目は小国川で竿を出すことにする。

　サブちゃんラーメンに行き、オトリと日釣券を買い釣り場に案内してもらう。オトリはサブちゃんが釣った？１９と17ｃｍの野鮎。右岸から川を渡り対岸の瀬頭一級ポイントに行く、途中大きいハミアトをいくつも見て期待が膨らむ。10時少し前開始、19ｃｍのオトリを付けポイントを泳がせるが反応なし。葦でやりずらいので右岸に戻り瀬脇から流芯を釣り下るがダメ。諦めて瀬肩に戻ると毎日40匹位釣るという地元の人が、流芯には絶対いるはずだというので再度オモリを付け攻めるがやはりダメ、あきらめ上のチャラ瀬に行く。地元の人が瀬を釣り始めたので観察していたが瀬肩で1匹掛けたのみ、釣り下ったが釣れなかった。今日は午後の出番かもしれない。結局12時まで０、相棒はトロで5匹釣ってきた。

　場所移動しサブちゃんオススメの第二のポイントに行くが気に入らず、去年実績のある新橋下流300m位の左岸に行くと人も少なくここでやることにする。
昼食の間目の前の瀬の二人の内一人が１匹掛けたのみであまり釣れないようだ。始めようとした時二人が上がってきた、ご夫婦だった。
一人一瀬となった瀬頭で１時半オトリを送り出すと間もなく待望のアタリ、しかし抜こうとした時バレ、いやな予感。だが１０分後にやっと１匹目を取り込み一安心と思ったら次はまたバレ、結局７匹掛け３匹バレ、何でこうなるの！とぼやきながらそれ迄の早掛け型からきつね型の針に変え、これがよかったのか以後バレはなくなった。
しかし、しかしなのだ！、９匹目を釣り１０匹目の時、ゴツゴツとしたアタリの後音沙汰なし、しばらくして引き寄せて見ると針がない！１号のハリスを切られた。変えようにも１号しか持ち合わせがなく続けるが、この後１５匹目を釣る迄に更に同じような経過で２回切られ、５時１０分終わろうとオトリを引き寄せたらまたしても針がない！あまりの悔しさにムダな１０分延長をしてしまった。備えあれば憂いなしである、大反省。
相棒は得意のトロで１２匹釣り計１７匹であった。

　この日は予約なしであったので、真室川町に宿は取れず、２０分ほどの所にある羽根沢温泉に泊まった。風呂で一緒になった御仁は埼玉から４人できて釣った人で７匹だそうだが、竿を出せ温泉に入れれば満足と言っていた。政やんも早くそうなりたいが、明日の目標は５０と、相棒と湯上りのうまいビールを飲みながら話していた。
　

　朝風呂に入った後７時過ぎに朝食を取り、真室川に昨日沈めてきたオトリを取行った後小国川へ向かう。漁業組合で日釣券を買い情報を聞くが参考にならない。１３号線の舟形橋の下の橋に行くと満員、更に下の橋に行くが魅力なし。やむなく上流へ向かい公園前、堰下と見て砂利屋の横に行く。ここは始めて、いかにも釣れそうなトロ瀬があり竿をだす。
時間は昨日と同じ１０時少し前、１時間やるがチビ鮎を１匹バラシタのみ。
川原に来た人と話しをすると、オトリやの主人で、ここは昨日かなり釣り荒らされているので２〜３日ダメだやるなら下の瀬の方がよいというので移動、４人いたが瀬尻の上が空いていたのでオトリを入れるとドンの３連発。瀬の鮎はすぐ掛るが後が続かない。１時間で６匹掛け５匹取り込む。相棒は瀬の上のトロ瀬で同じ５匹を釣った。トロ瀬には鮎は沢山いるが小さくて追わない、８月に入ってからか。

　１２時となったので場所変えする。松原橋に行くと団体が入っており、橋下流７００メートル位の左岸に行く。ここも始めての場所で変化があり面白そうだ。昼食時に側の人に聞くと、橋下でやりおでこ、
先程、明後日のがまの大会出場者が上で４０匹位釣ってきて、しばらくは釣れないと言っていたとか。

　ゆっくり休んで２時開始。上に行くと結構人がいてトロ瀬が空いていたので竿を出す。すぐに掛るが続かず周りもあまり釣れていない。喉が乾き４時に戻り休む。これ迄に６匹、とろでやっていた相棒は１０匹という。土手に上がり見ると、トロ瀬の上の瀬が空いたのでそこへ行く。へチ際を釣ると直ぐに掛りその後もぼちぼちと掛り１０匹を取り込んだところで終了とした。結局目標には遥か及ばず２１匹、相棒は２０匹であった。
今日の宿は瀬見温泉の喜至楼、今日もまた温泉に入ってうまいビールを飲み明日は３０匹を目指そうと話していた。

　

　今回の遠征では目標の半分しか釣れなかったが、自然いっぱいの中で楽しい昼食を取り、リラックスした釣りができ、温泉でくつろぎうまいビールを飲みながら相棒と語らい、そこそこ釣れれば言うことなしです。帰ってから塩焼きで食べた鮎は、真室川の鮎はうまく、小国川の鮎は美味でした。