21年1月
正月の3が日も過ぎて、温泉入浴初めはここ、と予約を入れておいた奥日光湯元温泉へと向かう。途中立ち寄るところもないのでゆっくり出かけ、いろは坂を上り中禅寺湖へ出る。寒々とした湖面には遊覧船の陰もなく、シーズンオフの寂しさだ。冬の竜頭の滝でも見てみるかと立ち寄ったら、凍結した大きなツララが重なり合って、厳しい寒さの中で成長していた。
さらに進むと、戦場ヶ原は雪で覆われて白一色。それでも道路には雪がなかったが、湯の湖が近づくにつれようやく雪道となってきた。ここまでくるともうノーマルタイヤでは無理ですなー。湯元温泉に着くと思いのほか積雪があるので、大昔遊んだことのある湯元スキー場を覗いてみると、ファミリー向きとあって沢山の子供で賑わっていた。
竜頭の滝 戦場ヶ原 湯元スキー場
宿に着いたのは3時頃、以前テレビで紹介されたのを見て申し込んだ「奥日光森のホテル」だ。温泉に入ってゆっくりするのが目的だからちょうどいい時間だろう。ここの温泉は源泉掛け流しで、温度調節は湯量でしているそうだ。早速風呂へ行くと乳白色と思っていた湯は緑がかっていて以外であった。
後で宿に聞いたら、源泉は硫黄泉で無色透明、空気に触れると乳白色になるが、季節や気温で微妙に色が変わるのだそうだ。露天風呂の周りには雪があり、予期せぬ雪見風呂となった。今回は「冬季限定」の格安プラン、冬のあったか湯ったりホッとプラン10,290円と経済重視だ。
内湯 露天風呂 夕食の一部
食事は寄せ鍋コースで、先附けから最後の甘味まで10品、シニアには適量か。味もまずまずと思ったが、妻はちょっと手厳しかったなー、ワインは美味いと言っていたけど。まー価格帯からいってしょうがないかもね。風呂がよかったからいいでしょう。
翌日、朝風呂に入ると、昨日より緑が濃くなっていた。これが源泉なんだなーと納得。冷気が心地よくついつい長湯をしてしまう。ゆっくり朝食をとり10時にチェックアウト、湯の湖を眺めるが寒くて車に逃げ込む。もう何度も来ているので訪れる場所などない。まー温泉入浴に来たということですなー。
奥日光森のホテル 湯の湖
