10月29日
1か月前に突然襲ってきた頸椎椎間板ヘルニアによる痛みが、1週間前に突然和らいだ。それまでは左肩から腕にかけ感じる痛みは、時として酷い鈍痛となって悩ませられ、何をする気力もなかったのだが、一変してカジカ釣りにでも行こうかという気分になってきた。
そして今日、絶好の釣日和に誘われてカジカを求めて鬼怒川に出かけた。これからの熱燗の時期にはカジカの骨酒がいい。今年はそのカジカ釣りもできないかと思っていたので心は逸る。しかし去年通った場所に行くと川の流れが大きく変わり釣り人もいずがっかりする。
少し下流に行くと偶然出会った地元の人がポイントを教えてくれた。しかし遥か彼方、近くにも釣り人はいるが釣果は望めないという。骨酒飲みたさに河原を歩くこと20分弱やっと釣り場に着く。先客4人の一番上流に入り10時開始するも小型であまり釣れない。
下流が少し空いたので移動すると型もよくなり11時半までに15匹の釣果。腰が痛くなったので早目の朝食。そして久しぶりに広い河原で食べる昼食、太陽の恵みもあり何ともうまいものである。釣り人の様子を見ているとぽっつりぽっつりという釣れ具合だ。
午後は釣り人も減り、釣り場が広がったためか釣果が伸び、3時までに合計54匹で終了、今年最初にしてはまずまずかなー。帰って早速カジカの骨酒をいただく。あー美味いなー、諦めていた骨酒を飲めるのだ。しかしまだまだ数が足りんなー。
久しぶりに河原で昼食 今日の釣果、7～13ｃｍ
11月03日
2度目の釣行は先日と同じ場所。新たな場所を探すのも大変だし、ポイントも分かったので前回よりは釣れるだろうとの思いであった。天気は曇りの予報であったが行けるときに行っておこうということだ。支度をし歩き始めて5分、忘れ物だ―と引き返す。釣り場まで20分の距離、10分追加は厳しく着いた時には汗ばみチョッキを脱ぐ始末、しんどいなー。
今日も先客4人皆早い、いや政やんが遅いのだろう。10時開始するが思ったようには釣れず、11時半までにやっと17匹だ。今日も早目の昼食を取っていると早上がりなのか釣れないのか先客4人はいなくなった。ずっと下流には5，6人の釣り人が見えた。
午後は誰もいない釣り場で動き放題なのだが釣果は思うように伸びない。釣り場がさほど広くないのでひとしきり釣ってしまうと続かないということなのだろうか。そういえば下流の釣り人もいつの間にか1人になっていた。政やんもジリ貧になり3時でやめたが49匹、釣り人がいれば悲しい結果に終わったかも知れない。でもこれじゃーまだ足りないなー。
今日の釣果、7.5～13ｃｍ
11月12日
今年3回目の釣行。早目に出ようと思ったが遅れてしまい、急いで飛び出したら20分ほど走ったところで餌のイクラを忘れたことに気付く。何たる失態！、スーパーで買おうかとも思ったが開店は10時だろうからと戻ったら50分のロスだ。
急いで支度をし釣り場へ行く。先客は3人なので入るスペースはある。10時50分開始するもあまり釣れなく12時になったので食事をしていたら下流の人も上がってきた。人のよさそうな御仁で、話しかけたら70匹も釣ったという。びっくりしていろいろ聞いてみた。
すると、流れのある方が釣れるとかで黒竹で作ったというかっこいい太めの竿に、糸の長さはは5㎝くらいで針の近くにＢ2位の錘を付けていた。こういう道具仕掛けでないと流れの中では釣れないのだそうだ。政やんの竿は細いので少し流れが強くなると竿がぶれて釣りにならない。これは大いに参考になった。
そして骨酒用にとやってきたがまだ11匹しか釣れないというと、すこし持って行けという。断ったが手にとっけ渡すのでありがたくいただいてしまった。釣った数より多かっただろう。その御仁は午後は間もなく帰って行ったので、釣り場が広がったせいか順調に釣れ始めた。
そんなことでついつい3時半まで粘ってしまったが、釣果はいただいた分も含め70匹ほどと予想以上、しかしサイズは落ちたようだ。昼に電話した友人がカジカの骨酒飲みたいというので分けてやった。というようなこともあり、十分なストックのためには後1回の釣行が必要だな。
今日の釣果、7.5～12㎝
11月14日
今年最後の釣行、これまでとは違う場所へ行こうかとも思ったが、やっぱり実績のある場所がいいと小林地区へ向かう。今日はこれまでと違う平日とあってかまだ川には誰もいない。支度をしていると3人が川に入ったが、その人たちを通り越していつもの場所へ。
誰もいない場所で釣るのも寂しいものだ。間もなく2人組がやって来るなと思ったら途中で釣り始めた。1人自由に釣れるのに、誰か来ないかなと思うのは歳のせいだろうか。釣果の方は昼までに30匹あまりとまずまずだが、晴れていた空も曇りがちとなり、1人で食べる昼食は侘しいものだ。
早々と食事を済ませ再開するが、予報は外れ曇り空となり釣りの楽しみも薄れてくる。そんな時、ぽつりぽつりと雨が落ちてきた、と思ったら突然雷が。ここで死んだらお笑い者だと、間髪を入れずごろごろ石の河原を一目散に車へ向かう。雷に追い立てられたためか、いつもの約半分の10分で無事帰還した時は汗びっしょりだ。
着替えを終わった時には雨もかなり降ってきて、他の釣り人も皆上がってきた。それにしても天気の変化の速いこと、素早い撤退は正解であったなー。今日の釣果は50匹弱、サイズのアベレージは一段とおちたようだが、これでカジカストックの目標は達しただろう。
今日の釣果、7.5～13ｃｍ